通常藍染と言えば建て染めの深い青色、いわゆる藍色を指しますが、当工房では琉球藍を使って特殊な草木染めにより無媒染にて赤紫系統に染めることができます。
当工房ではこれを「紅藍染(べにあいぞめ)」と呼んでいます。
藍植物で赤紫系統に染まることは昔から知られていながらもシビアな染色条件により偶発的に染まるため再現が困難でしたが、鹿児島県工業技術センターの指導を頂き、安定して赤紫系統に染色することができるようになりました。
またその後も改良を重ね、高濃度の赤紫色染色も可能になりました。